ストーリー
南アフリカ奥地、ガルツバーグの北200キロ、そこに「アウターヘブン」がある。
80年代後半に、英雄的かつ狂人とも云われたひとりの傭兵によって生まれた武装要塞国…。
今、この「アウターヘブン」で、何かが起こっていた。
全世界の戦争史上を塗り変えてしまうような恐るべき殺戮兵器が開発されているというのである。
その最終兵器情報収集のため、特殊部隊「FOXHOUND」のひとりグレイ・フォックスが派遣された。しかし数日後、「メタルギア……」との連絡を最後に消息を絶ってしまった。
グレイ・フォックスの失踪は最終兵器の噂を裏付けるものなのだろうか……。
再び「FOXHOUND」部隊に任務が下る!
今回の侵入者は「FOXHOUND」に入隊したばかりの新米兵ソリッド・スネーク。
彼の任務はグレイ・フォックスの消息を追い、「メタルギア」の正体を探り破壊する事。
ソリッド・スネークは無線機だけを手に、単身、初めての戦場に向かう。
「アウターヘブン」には世界各国から優秀な傭兵達が集まってきているという。
果たしてソリッド・スネークは任務を遂行できるか!?
無線機から「FOXHOUND」総司令官ビッグボスの声がする。
「ソリッド・スネーク! これは訓練ではない、実戦だ。幸運を祈る……」
彼の頭の中で、銃声が鳴り始めた——。

